こんにちは。
食育カンパニーの小栗です。
先日、キッズ料理教室の保護者の方からお子様の食についての相談があったのでLINEで会話していたのですが
「うちの子には〇〇〇〇して欲しいです。
大人の身勝手な願いなのは分かっていますが」
とありました。
これ、すっごく大事。
何がって『大人の身勝手だとわかっている』ということです。
子育てをしていく上で
子どもにこうなってほしい!
と思うことがたくさんあります。
でも、それらすべては親のエゴ。
それを忘れて、子どものため!と思い込んでしまうのは一番よくない。
子どものためだから、とすべてを正当化してしまいます。
でも、子どもであれ、一人の人間。
子どもの気持ちを置き去りにしてしまい、子どもが苦しみます。
かといって、親は子どもが大切だからこそ『こうなってほしい』と願うもの。
その親の気持ちと子どもの気持ちのバランスが大事だからこそ
今子どもにしていることは親のエゴ、親の身勝手な気持ちなのだということを頭の片隅に入れておくのが大事なのです。
私自身、長男の子育てで小学生ぐらいまでそれに気づかずに私のエゴを押し付け大反省したことがあります。
今回相談してくれた保護者の方は、まだお子さんも小さく、ご自身も若いのに『親の身勝手な気持ち』ということに気づいていて、すごいなあ、と感じました。