ごみ箱に捨てられていた

育児は楽しいけれど、悩みはつきもの。

 

中でもショックだったのが、息子が小学生の頃、全く朝食を食べない、という日が続きました。

 

朝食の大切さは分かっているので、なんとしてでも食べてほしい!と思い、様々な工夫をします。

盛り付け・見た目・味・食感などを変え、いろいろ試したもののなかなか食べず

 

なんと、ある時

朝食がゴミ箱に捨てられていたのです!

ご飯を炊飯器に戻されていたことも!

 

 

 

悩んだ挙句、町の栄養・育児相談に行くも、そこで言われた言葉は

 

「お子さん、小学生だよね?食べないのおかしいよね」

 

の一言。

 

ショックでした。

 

 

結局、解決策が見つからず、もう誰も頼る人がいない!と、それからは、自分で本を読みあさり、セミナーなどへ行く日々。

 

 

そんなある時、ふとしたきっかけで、いとも簡単な解決策を見つけることができたのです。

 

 

 

その時感じたこと事は

 

保護者の方は、子どもがご飯を食べないと自分を責め、悩み苦しむ。でも、苦しいのは保護者だけじゃない、子どもも苦しんでいる

 

ということ。

 

私が勉強し頑張れば頑張るほど、子どもが苦しんでいたのです。

 

 

そして、解決策は親が頑張ることではなく、ちょっとだけ生活スタイルを変えるという、ほんのちょっとの工夫です。

 

 

 

 

多くの保護者の方は、

 

〇朝食の大切さ

〇バランスの良い食事の大切さ

 

は十分に分かっている。

 

分かっているからこそ、食事作りを頑張る。

 

でも

 

〇作っても食べない、どうしたら食べてくれるの?

〇育児で忙しい毎日の中でバランスの良い食事ってどうやって作ればいいの?

 

ということに悩み苦しんでいるのだ。

 

 

 

育児相談や育児書、テレビなどあちこちで「バランスのよい食事を心がけましょう!」と言われるけど、確かにそれを伝えることはとても大事な事。

でも、それが逆に育児を頑張っている保護者や子どもを苦しめることもあるのではないか?

 

と、教科書通りだけの栄養・育児指導に疑問を抱くようになりました。

 

 

 

“子どもは教科書通りにはいかないのが当たり前” なのです。

 

 

 

子どもの食に悩んでいる方には、何をこれだけ食べましょう!などの指導よりも、どうしたら食べるようになるのか、という具体的な解決策を伝える事

 

そして忘れてはいけないのが

 

『少しぐらい食べなくても栄養は偏らないから大丈夫』

『毎日の食に苦しまなくてもいいよ』

と心を軽くすることが大切なのだと。

 

 

そんな経験から『ママと子どもの気持ちを軽くしたい!食に苦しまないでほしい!』

と、現在の活動に至ります。

 

 

 

 

補足ですが、さて、ご飯を捨てた長男がその後どうなったかというと、現在成人しましたが

・好き嫌いほぼゼロ

・出されたものは苦手でも食べる(食ベ物を粗末にしない)

と食に関する悩みは一切なく育ちました。

 

私が実践したことは、

生活をちょっとだけ工夫&親が頑張りすぎない

 

たったこれだけ