こんにちは。
㈱食育カンパニーの小栗です。
弊社が主宰している
3歳からの子ども料理教室“まろんずキッチン”
来月5月のメニューは、春野菜をたっぷり味わうメニューです。
春野菜は、手を加えなくても、茹でたり、蒸すだけでとっても美味しいです。
料理を頑張っている人=(イコール)
あれこれと食材やスパイスを使い
たくさんの手間をかけて料理を作る人
というイメージがありますが、
料理は決して、手間をかけたりたくさんの食材を使うのが良い!というわけではありません。
むしろ、家庭料理はシンプルで良いのです。
旬の食材はそれだけで美味しい。
その食材にほんのひと手間を加えて、旬の味を味わう。
これこそが家庭料理であり、ひと昔前の食卓は
畑で採れた野菜を
さっとゆでておひたしにする
茹でた芋をしょうが醤油で食べる
さっと炒めて塩コショウで味をつける
塩もみをして浅漬けにする
天ぷらにする
など調理自体は本当にシンプルでした。
シンプルな料理だけど、季節によってとれる食材が違うので、
春夏秋冬 季節ごとに違う味を楽しんでいたと思います。
現代は、年中様々な食材が手に入り便利なゆえに、その季節ならではの味を味わうことが少なくなり
それがかえって、レパートリーに困るなどの悩みになっていることもあります。
私たちは生きていく上で、食はすごく大事です。
大事だと思うからこそ、手をかけなきゃ、と思いがちですが、
先ほども述べたように、手をかけるのが良いわけではないのです。
今回、まろんずキッチンが伝えたいのは
“旬の食材を楽しみ 味わう心”
飽食の現代では、ゆでただけ、焼いただけの料理を口にすることが少なく、最初は物足りなさを感じるかもしれません。
でも、良く味わうと、野菜本来の甘さが感じられ、本当に美味しいのです。
特に春キャベツや新じゃがは格別に美味しい!
このレッスンを通して、素材そのもののおいしさを感じてほしいと思います。
さて、前置きが長くなりましたが
メインはキャベツステーキ。
キャベツの炒め物と何が違うの?
と思いがちですが、これがこれが食べてみてびっくり!
こんなにキャベツは甘みがあるんだ!
と感じることができると思います。
しかも、ほぼ、ほったらかしで作れるのもおすすめポイント!
今回は、焼いている間に、チーズソースも作ります。
ソースも材料はたった2つ。
ものすごくシンプルに作れ、ハンバーグや唐揚げなどにかけたりなど、大活躍なソースです。
2つ目は、春野菜の玉ねぎソースかけ。
何度も書いていますが、春野菜はゆでるだけでとっても美味しい!
そこに、旬の新玉ねぎを使ったソースをかけ、春の味を堪能してほしいと思います。
玉ねぎソースも、材料はたったの3つ。
思い立った時に作れ、細かい計量をしなくても大丈夫なので、ご自宅でお子様と簡単に作れますよ。
※卵アレルギーの方は事前にお伝えください。卵は別にしてお持ち帰りいただくなどの対応をします。
デザートは “じゃがいものレアチーズケーキ風”
キャベツステーキに春野菜の玉ねぎソースかけと、素材をそのまま味わうことをおすすめしていますが
それだけでは、ちょっぴりつまらない
と感じる子もいるかもしれません。
なので、デザートはちょっぴり手を加え、じゃがいもをデザートにしちゃいます。
えっ!?じゃがいもでチーズケーキ???
と頭の中がはてなだらけになりそうですが、だまされたと思って、食べてほしい一品。
チーズを使っていないのにチーズの味がするのです。
しかも、作り方はいたって簡単。
ほんの少し、大人が手助けしてあげるだけで、小学生くらいになればほぼ一人で作れるほど簡単。
加工食品が多く流通している昨今。
年々、徐々に野菜の消費量が減っていますが、だからと言って無理して野菜を食べなきゃ!となるよりも、こうしてデザートにも取り入れ、楽しく美味しく野菜を摂ることも推進しています。
春のデザートの定番にしていただきたいな、と思いメニューに取り入れました。
5月もぼちぼちご予約が埋まりつつありますので、ぜひ、お早めにお席の確保をおすすめします。